建造物の中の日常空間をモチーフに建築資材や日用品など身近にある多様な素材を用い、彫刻の特質を排し簡易な素材と正面性を強調した造形で空間を再構築している。また個人の記憶と結びつく物を配置して、コレクティブメモリーへのアクセス、観客のノスタルジアを喚起させ、記憶と日常の脆弱さを可視化するインスタレーション作品を発表している。
最近の主な展示は、2023年個展「みおぼえのある風景」RENEMIA / Luft shop(沖縄)、2022年個展「仮設|部分」gallery rougheyet(沖縄)、「REDRAW TRAGEDY」kunstlerforum Bonn(ドイツ/ボン)、2021年「SICF22」スパイラルホール(東京)、「Redraw Tragedy -アーティストが描きかえる物語-」展、NEPA/二軒茶屋エクスペリメルタルプレイスオブアーツ(岡山)、2020年「ANTEROOM NAHA _ Phase 2020」アンテルーム那覇(沖縄)、2019年「漢那アートプロジェクトvol.4 Concrete visions」漢那ドライブインレストラン(沖縄)、2018年「黄金町バザール2018−フライング・スーパーマーケット」(神奈川)、その他の活動として2023年和田ながら演出による新垣七奈ジャン・コクトー「声」での舞台美術(那覇文化芸術劇場なはーと)、2015ー16年は沖縄コンテンポラリーアートセンター(OCAC)を運営、2016-17年はtomariを共同運営。展覧会や多種多様なイベントにも関わる。
- 学歴
2009年 | 沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科 環境造形専攻 彫刻専修 修了 |
2006年 | 女子美術大学造形学部立体アート学科 卒業 |
- 個展
2023年 | 「みおぼえのある風景」 RENEMIA/Luft shop(沖縄) |
2022年 | 「仮設|部分」 gallery rougheryet(沖縄) |
2018年 | 「自邸|仮設」 tomari(沖縄) |
2015年 | 「ZONE」 gallery rougheryet(沖縄) |
2012-14年 | 1-12”Continuation”(沖縄) |
2013年 | 「この空はつながっているけれど」 コザの窓(沖縄) |
2011年 | 「NOWHERE」 沖縄県立芸術大学彫刻棟ギャラリー(沖縄) |
2009年 | 「Line Sculpture」 ギャラリー山口(東京) |
‐ グループ展
2023年 | 「森林限界を越えて」Gotemba Apartment Store(静岡) |
2022年 | 「REDRAW TRAGEDY」Kunstlerforum Bonn(ドイツ) |
2021年 | 「SICF22」スパイラルホール(東京) |
「Redraw Tragedy -アーティストが描きかえる物語-」 | |
二軒茶屋エクスペリメルタルプレイスオブアーツ(岡山) | |
2020年 | 「AKAI NU AGATA 」 PIN-UP Gallery(沖縄) |
「ANTEROOM NAHA _ Phase 2020 」Gallery 9.5 NAHA アンテルーム那覇(沖縄) | |
2019年 | 「KDAP Vol. 4 “concrete visions”」漢那ドライブインレストラン(沖縄) |
2018年 | 「黄金町バザール2018 −フライング・スーパーマーケット」黄金町エリアマネジメントセンター(神奈川) |
2016年 | 「彫刻の五・七・五 ほってきざんで30年」沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館(沖縄) |
2015年 | 「2015イチハナリアートプロジェクト+3」浜比嘉島(沖縄) |
「Art selection vol.7 タイ・ベトナム・沖縄国際彫刻展 Part 1」CAMP TALGANIE artistic farm(沖縄) | |
2014年 | 「ワンダーシード2014」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京) |
2013年 | 「TAGBOAT@Bunkamura」Bunkamura Gallery(東京) |
日本當代藝術「TAGBOAT AWARD 特展 in 台北」Art Space 金魚空間(台湾) | |
「A CROSSING OF MINDS」沖縄科学技術大学大学院(沖縄) | |
「崎山×関渡 対日彫刻交流展」Aki Gallery(台湾) | |
「Sculptors×drawings」 六本木画廊(東京) | |
「8th TAGBOAT AWARD 」世田谷ものづくり学校(東京) | |
2012年 | 「Art is ...ふかくかひろい先のため」沖縄県立博物館・美術館(沖縄) |
「第7回大黒屋現代アート展」板室温泉大黒屋(栃木) | |
2011年 | 「彫刻の五・七・五 HAIKU sculpture2011」 國立台北藝術大学関渡美術館(台湾) |
- 受賞歴
2013年 | 「8th TAGBOAT AWARD 」グランプリ |
- レジデンス
2023年 | マイクロ・アート・ワーケーション2023(アーツカウンシルしずおか) |
-- コミッションワーク
2020年 | ホテル アンテルーム 那覇(沖縄UDS株式会社) |
- その他
2023年 | 出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」 舞台美術制作 |
2014年〜2016年 | 沖縄コンテンポラリーアートセンター(OCAC)運営スタッフ。展覧会の運営サポートなどに関わる。 OCACで開催された主な展覧会 2014年「time sharing 隣り合わせの時間」(参加作家:黄沛瀅、下道基行、青野文昭、クォン・オサン) 2015年「アジアンコミニケーション」(参加作家:陳佑而、金未麗、黄建樺)、2015年「石川竜一 写真展 +zkop」など |
2016〜2017年 | 現代作曲家、ミュージシャンなど4人でオルタナティブスペース「tomari」の共同運営を行う。スペースの管理、イベントの企画に関わる。2017年脱退。主な企画・展覧会「石川竜一 写真展 camp」、「左刀大地 個展 Planet(惑星)」、「多和田真人 個展 Yellow2」、「新城愛 写真展 光の鼓動」など |